着床出血の時期はいつ?妊娠超初期の不正出血の色や量は?

妊活中の女性にとって、妊娠超初期の時期に起きる様々な症状は、「もしかして妊娠兆候かもしれない…」と気になるものです。妊娠超初期症状のひとつとして知られている「着床出血」は、生理と症状が似ているので、「生理が来たの?妊娠しているの?」と迷うことも。今回は妊娠超初期症状の着床出血について、色や量などの症状、時期はいつ頃か、生理との違いなどをご紹介します。

 

着床出血とは?

精子 卵子 受精 核分裂

卵子と精子が受精して受精卵ができると、子宮を目指します。そして、受精卵は子宮に根づいて成長するために細胞分裂を繰り返していますが、表面に絨毛(じゅうもう)という小さな根のようなものができてきます。

そして、無事に子宮内膜に着床すると、その際に絨毛が子宮壁を傷つけることがあるのです。このときに出血を伴う場合があり、これが不正出血として子宮外に排出されたものが「着床出血」です。

着床出血が起きた人の割合は、正確な統計データがないのでわかりませんが、その確率は数%ほどだと考えられています。つまり、着床出血がない人の方が多いため、たまに起きる妊娠超初期症状くらいに考えておきましょう。着床出血がなくても、妊娠している可能性は十分にありますよ。

 

着床出血が起きる時期はいつ?

カレンダー 着床出血

着床出血の時期は、基本的に着床が起きた後なので、排卵日付近に性交をしてから、およそ1週間から10日後になります。

生理予定日から逆算すると、着床出血の時期は「生理予定日~その1週間前くらいの間」になります。この時期は「妊娠超初期(妊娠0週~4週)」にあたります。

 

着床出血の症状は?色や量は?

女性 ハート 赤 手

着床出血の色や状態

着床出血の色や状態には個人差があり、薄いピンク色、真っ赤でさらりとした血、茶色くトロりとした状態など、さまざま。生理でも似たような色や状態になることはあるため、着床出血を生理と間違えて、妊娠していないと思ったという人もいます。

着床出血の量

着床出血は微量であることが多く、おりものに少し血が混じっている程度に見えます。不正出血が起きやすい人の場合は、着床出血かどうかは判別しづらいかもしれませんね。

着床出血が続く期間

通常、着床出血は1~2日程度しか続きませんが、まれにダラダラと1週間近く続くという人も。1度しか出ない人がいたり、断続的に何度も出る人がいたり、出方や期間もさまざまです。生理がダラダラと続く人は、着床出血と生理の違いを見分けるのが難しい可能性もあります。

時期や色、状態、量には、個人差があり、着床出血か生理かを見極めるのは難しいといえます。それでは、どのようにして着床出血かどうかを判断すれば良いのでしょうか?

 

着床出血と生理との違いは?

女性 体温 基礎体温計

着床出血と生理は、時期、色、量、期間などが似ていて、これといった特徴で見極めるのが困難です。しかし、ひとつだけ個人差がない症状があります。それは、基礎体温。

排卵後、プロゲステロン(黄体ホルモン)という女性ホルモンが分泌されることで、子宮内膜は厚い状態が維持されます。そのプロゲステロンには体温を上げる作用もあるため、排卵後は高温期に入ります。

そして、受精卵が着床して妊娠が成立すると、プロゲステロンは分泌され続けるため、その後も高温期が続きます。妊娠が成立しない場合はプロゲステロンの分泌量が減って、基礎体温が下がり、低温期に入ります。

つまり、高温期に入ったままであれば、その出血は着床出血の可能性があり、低温期に入って出血があれば、生理が始まった可能性が高いのです。

「高温期が2週間以上続く」というのも、妊娠超初期症状のひとつです。

 

着床出血が起きたときに、腹痛もある?他の妊娠超初期症状は?

女性 腹痛 妊娠

着床出血と同じ時期に、腹痛を感じたら、「着床痛」の可能性があります。着床痛とは、受精卵が子宮内膜に着床したときに起こる、腹部の痛みのことです。この着床痛も妊娠超初期症状のひとつといわれていますが、着床痛は医学的な根拠がないので、参考程度に覚えておきましょう。痛みを感じるほどの衝撃はないのでは、ともいわれているようです。

また、着床出血以外にも、以下のような妊娠超初期症状が起きることがあるため、合わせて参考にしてください。

・吐き気やめまい
・高温期が2週間以上続く
・体がだるい、ぼーっとする
・倦怠感
・腹痛
・腰痛
・頭痛
・眠気
・胸の張り

 

着床出血があったら?

注意

妊活中の女性は不正出血があると「流産が起きたのかも…」と不安になる人も多いのですが、排卵日から1週間~10日後くらいはまだ着床しているかどうかという段階なので、心配する必要はありませんよ。

また、着床出血があっても、妊娠検査薬を使える時期はもう少し先になります。市販されている一般的な妊娠検査薬は「生理開始予定日の1週間後以降」に使えます。つまり、着床出血があってから1~2週間ほどは待つ必要があるのです。

一日も早く知りたいという人は、早期妊娠検査薬を試してみてください。「生理開始予定日の3日前」くらいから使用できる商品もありますよ。

 

着床出血の時期はいつ頃かを把握しておこう

女性 妊娠検査薬 妊娠

妊活中の女性は、排卵日に性交した後のさまざまな体調変化が気になるものです。着床出血が起きる時期は排卵日から1週間程度経った後ですが、その時期に出血が起きるかどうかも確認してみてくださいね。また、もし着床出血がなくても、高温期が続いていれば、妊娠している可能性はありますよ。

妊娠超初期症状は風邪や月経前症候群の症状と似ているので、それだけで判断するのは難しい可能性もあります。時には、「高温期が続いていたと思ったら、熱が出ていただけだった」という人もいます。

着床出血や基礎体温など、様々な症状を合わせて参考にしながら、生理が来るかどうかを日々確認してください。そして、生理予定日を1週間過ぎても生理が来なかった場合は、妊娠検査薬で試してみましょう。