妊娠初期症状を見分ける19個の特徴!妊娠初期は要注意!

妊活中は、生理前に吐き気や腰痛、腹痛、生理のような出血など、いつもと違う症状が現れると、「もしかして妊娠したかも…」と思いますよね。特に生理不順の女性や、生理前に体調不良が起きる月経前症候群の女性は、妊娠初期症状に気がつきにくい傾向にあります。また、妊娠初期は飲酒や喫煙をやめる方が良いなど、食事や生活の注意点もあります。妊娠検査薬で陽性反応が現れる前に、できるだけ妊娠の可能性に気が付いておきたいですよね。今回は、妊娠初期症状を見分ける19個の特徴と、妊娠初期の生活の注意点などをご紹介します。

 

妊娠初期症状が現れる時期は?

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妊娠初期症状とは、妊娠0週0日~妊娠14週6日までの「妊娠初期」に現れる症状のことです。たとえば、よく知られている「つわり」も、妊娠初期症状のひとつ。妊娠をすると体内でホルモンバランスが大きく変化し、胎児を成長させるための体になります。

妊娠初期症状が出る時期は個人差がありますが、早ければ、生理開始予定日の1週間前くらいから現れます。排卵時期によって異なりますが、生理周期が28日で安定している人だと、前回の生理が始まった日から約3週間後に当たります。排卵日から数えると、およそ1週間後。

妊娠週数で数えると、「妊娠4週目」です。妊娠週数は前回の生理開始日を「妊娠0週0日」と数え始めるため、実際に受精卵が着床して妊娠が成立する前から、妊娠週数が始まっているのです。

 

妊娠初期症状はなぜ現れるの?

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「妊娠するとホルモンバランスが変化する」と先述しましたが、この変化が妊娠初期症状を引き起こしています。具体的には、受精卵が子宮内膜に着床した後に分泌され始める「hCGホルモン」と、着床が成立してさらに分泌量が増加する「プロゲステロン」と「エストロゲン」という2つの女性ホルモンです。受精卵が子宮内膜に着床し、胎児の成長に必要なホルモンが分泌されることによって、妊娠は維持されていくのです。

排卵は、次回生理予定日のおよそ14日前に起こります。このタイミングで性交をすると、精子と卵子が出会い、受精卵ができるのです。その後、1週間~10日ほどかけて受精卵は子宮を目指します。無事に子宮にたどり着き、子宮内膜に着床すると、妊娠が成立し、妊娠初期症状が現れ始めます。

 

妊娠超初期症状ともいうの?

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妊娠初期症状は、「妊娠超初期症状」という名前で呼ばれることがあります。「妊娠超初期」とは、前回生理が始まった日から数え始めて、32日間。妊娠週数で数えると、「妊娠0週0日~4週6日」にあたります。実際には、妊娠5週やに6週頃に現れる症状も、「妊娠初期症状」と呼びますが、両者に明確な違いはありません。

 

妊娠超初期症状が現れても妊娠検査薬は使えない?

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受精卵が子宮内膜に着床する時点を「妊娠が成立」といえば、妊娠3週頃から。女性は早い段階から妊娠初期症状を感じ始めますが、妊娠超初期の時期は、まだ妊娠検査薬を使うことができません。一般的に、市販の妊娠検査薬は「生理開始予定日の1週間後以降に使用できる」という仕組みになっているためです。

妊娠初期症状が現れると、1日でも早く妊娠しているかどうかを知りたいので、すぐに妊娠検査薬を使いたくなるものです。「生理開始予定日の1週間後以降」より前に使用することを「フライング」と呼びますが、妊娠検査薬を使うことで体に害を及ぼすわけでも、妊娠に悪影響があるわけでもないので、「生理予定日にフライング検査」をしてしまう女性も少なくありません。

実際に「薄い陽性反応が出た」という体験談を聞くと試したくなりますが、判定が正確に出ないので、あまりおすすめはできません。結果を早く知りたい人は「早期妊娠検査薬」という商品があり、生理予定日の1週間前~3日前頃に使用することができるので、そちらを使用してくださいね。

それでは、以下に19個の妊娠初期症状をご紹介します。

 

妊娠初期症状で現れる19個の特徴

症状1. 急な吐き気、嘔吐

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よく知られた妊娠初期症状である、「吐き気」や「嘔吐」。「つわり」という名称で知られていますが、早い人だと妊娠4週目頃から現れ始めます。

つわりの原因はまだはっきりと解明されていませんが、胎盤が完成する妊娠15週目頃には治まってくることから、胎盤を作るためのhCGホルモンが何らかの関係をしているのではないかと考えられています。このホルモンが脳の嘔吐中枢を刺激して吐き気を催している、という説です。

つわりには様々な種類があり、吐き気を感じるトリガーも人によって異なります。何も食べていないのに四六時中気持ち悪い「吐きつわり」、何かを食べていないと気持ち悪い「食べつわり」、なにかの匂いを感じると気持ち悪くなる「匂いつわり」、自分のよだれで気持ち悪くなる「よだれつわり」、また、歯磨きをしていると気持ち悪いという人も。

吐き気がひどいときは、無理をせず安静にすることが大切です。仕事をしている人は特に通勤時がつらくなりやすいので、できるだけリラックスできる服装を心がけ、好きな匂いや柑橘系のフレグランスをつけたマスクを着用することをおすすめします。家族や周りの人に協力してもらい、できるだけストレス発散や気分転換をしてくださいね。

 

症状2. 着床出血

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着床出血も、よく知られた妊娠初期症状です。受精卵が子宮内膜に着床する際に微量の出血が起きるという現象で、色や量には個人差があるので、生理と間違えてしまう人も。

生理とは違う時期に不正出血が起きると「病気なのかな…」と不安になりますが、生理予定日の1週間前頃から生理予定日までの間に微量の出血が出た場合は着床出血の可能性があります。何日も続くときや大量の出血が出るときは病気の可能性もあるので、病院を受診しましょう。

また、「流産の兆候ではないのかな…」と慌ててしまうかもしれません。ただ、妊娠初期は不正出血が起きやすいので、慌てずに、その量や色を確認するようにしてください。

ただし、生理不順の人は生理予定日がわかりづらく、人によっては生理開始予定日後に着床出血が起きる場合もあります。着床出血はよく知られた妊娠初期症状ではありますが、それだけで妊娠しているかどうかを判断するのは難しいといえます。

 

症状3. 腹痛が起きる

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妊娠超初期症状として、腹痛が起きたという先輩ママの体験談もよく聞きますよね。その症状は人によって異なりますが、子宮あたりにキュと締めつけられるような痛みを感じたり、なんとなく下腹部が引っ張られるような違和感があったり。

着床時期に「着床痛」を感じたという人もいます。医学的に証明されているわけではありませんが、受精卵が着床した際にお腹に痛みを感じることがあるようです。ただし、生理が近づくと腹痛が起きる人もいるため、腹痛だけで妊娠初期症状かどうかを見分けることは困難です。

ただし、予定日を過ぎても生理が来ないまま、何度も腹痛が起きる場合は注意が必要です。下腹部痛は、子宮外妊娠の初期症状として起きることがあるからです。子宮外妊娠とは、本来であれば、子宮内膜に着床するはずの受精卵が、卵管など別の場所に着床してしまうことです。

受精卵が子宮内膜に着床しなくても、hCGホルモンは分泌されはじめ、妊娠検査薬でも陽性反応を示します。子宮外妊娠の場合、残念ながら妊娠を継続することができませんが、早急に治療をする必要があります。

 

症状4. 胸の張りが現れる

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生理前の症状と似ていて見分けることが難しいのですが、胸が張ったり、痛くなったりするのも、妊娠初期症状のひとつです。両者を見分けるときに注意したいのが、胸の張る時期です。

生理前の胸の張りは、早いと排卵直後、つまり、生理開始予定日の2週間前くらいに現れます。妊娠していなければ、生理が近づくにつれて胸の張りは治まってきて、生理が来る頃には治まります。

一方で、生理開始予定日を過ぎてもその状態が続き、1週間経っても胸の張りが治まらず、生理が来ないようであれば、妊娠している可能性が高いといえます。ただし、これも個人差が大きく、人によっては生理直前まで胸が張っている人もいますし、生理不順の人は生理が遅れているだけの可能性も。

ちなみに、胸の張りは妊娠初期症状としてよく知られていますが、実は妊娠期間を通じて、さらに授乳を終えるまで胸の張りを感じます。サイズ的にも大きくなるのが一般的です。これは、妊娠したことで女性ホルモンが増加し、母乳がつくられる乳腺組織や、母乳が通る乳管が発達することで現れています。

 

症状5. おりものが変化する

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おりものは、女性の体が健康かどうかを測るバロメーターとして有効ですが、妊娠している場合も、おりものに変化が起きます。妊娠をしているかどうかに関わらず、おりものは分泌されているため、おりものの状態や量で体調をある程度見分けることができます。

通常、排卵後から生理までの間は、おりものの量は減り、トロリとした粘り気のある状態になります。生理開始予定日の数日~1週間くらい前から、普段よりもおりものの量が増えたときは、妊娠初期症状の可能性があります。

また、水っぽい状態になったり、無臭になったり、茶色や薄いピンク色になったり、いつもと違う状態になったときも、妊娠の兆候かもしれません。ただし、おりものの状態には個人差があるため、普段との違いをよく見ておきましょう。

ただし、おりものが白くてポロポロとしたチーズ状のときや、ヨーグルトのようなおりもので悪臭がするとき、膣にかゆみを伴うときはカンジダ膣炎などの感染症の疑いもあるため、そのような場合はすぐに病院を受診するようにしましょう。

 

症状6. 胃が痛い

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つわりの症状に近いのですが、胃がチリチリと痛んだり、ムカムカしたりするときは妊娠初期症状の可能性があります。妊娠してプロゲステロンの分泌量が増えると、胃腸の働きが弱くなり、胃の痛みを感じる人もいます。

排卵後はプロゲステロンの分泌量が増えているため、胃痛も生理前によく現れる症状のひとつです。ただし、生理開始予定日を過ぎても胃痛が続いているときは、プロゲステロンが分泌され続けている可能性があると考えられるため、妊娠兆候かもしれませんね。

 

症状7. 便秘になる

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妊娠してプロゲステロンの分泌量が増えることで、便秘になりやすくなります。プロゲステロンの作用によって、摂取した栄養を体にため込むようになるため、代謝が悪くなります。そして、腸の蠕動運動を鈍くさせてしまい、便秘を引き起こします。また、体内に水分を蓄えようとすることで、便に水分が行き渡らず、便秘になりやすくなるのです。

妊娠中期以降になって子宮が大きくなると、腸を圧迫し、さらに便秘がひどくなる人が増えるため、できるだけ妊娠初期から便秘解消に努めることが大切です。腸の蠕動運動を活発にするには運動をすることが大切ですが、妊娠初期はあまり運動ができないため、食物繊維を摂るなどして食事で対策しましょう。

便秘も生理前に起こりやすい症状なので、便秘だけで妊娠初期症状かどうかを判断することはできませんが、普段は快便の人が突然便秘になった場合は、妊娠によってプロゲステロンの分泌量が増加しているのかもしれませんね。

 

症状8. 下痢になる

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便秘とは全く逆の症状ですが、妊娠してお腹が緩くなり、下痢になる人もいます。妊娠超初期の時期に現れることは稀ですが、これは妊娠初期のつわりによって食事を十分に取れず、水分だけになってしまうことが主な原因です。つわり中は冷たい飲み物や氷など喉ごしの良いものを欲するようになるため、お腹が冷えて下痢を悪化させることも。

また、妊娠初期はホルモンバランスの変化に体が慣れず、自律神経が乱れやすい時期です。自律神経は交感神経と副交感神経で構成されていますが、交感神経は腸の働きを抑え、副交感神経は腸の働きを活発にします。

自律神経が乱れる、つまり副交感神経が活発になると、腸の蠕動運動が高まり、下痢を引き起こします。この自律神経の乱れ方は人によって異なるため、便秘になる人もいれば、下痢になる人もいるのです。

妊娠初期に下痢がひどいと流産を引き起こさないかと心配になる人もいますが、下痢が直接的に流産を引き起こすことはないので、心配しすぎないでくださいね。

 

症状9. 頻尿になる

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便秘・下痢に引き続き、頻尿も、妊娠初期症状のひとつです。多くの女性が、妊娠すると何らかの消化器系のトラブルが起きます。消化器官の近くに子宮があり、妊娠によって子宮のサイズが2000倍近くも大きくなると考えると、当たり前かもしれませんね。

妊娠初期の頻尿も、プロゲステロンが主な原因です。プロゲステロンには平滑筋を緩める作用があり、同時に、利尿作用もあります。これも、生理前に起きやすい症状です。

妊娠後期になると、大きくなった子宮が膀胱を圧迫するため、さらにトイレが近くなります。即効性のある対策はありませんが、できるだけトイレを我慢しないようにしてくださいね。

 

症状10. 痔になる

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妊娠中は痔になりやすい、というのをご存じですか?便秘になりやすいことがひとつの原因で、いぼ痔や切れ痔を引き起こします。妊娠超初期の時期に痔になったことで、もしかして妊娠したかも?と気づいたという人はほとんどいないかと思いますが、早い人だと妊娠初期から現れます。

なかでもいぼ痔は、肛門付近の血が溜まった状態で、日常生活に支障をきたすこともあるので、注意が必要です。妊娠週数が進んで子宮がどんどん大きくなるにつれて、子宮が血管を圧迫し、下半身のうっ血を起こしてしまいます。

痔の症状を改善するには、食物繊維の多い食事を取って、便秘を防ぐことが大切です。また、適度に運動をし、入浴で血行を良くしましょう。ただし、妊娠初期はつわりがひどくて食事もままならず、安定期に入るまではあまり運動をすることもできません。

改善策を取るのが難しい時期ですが、できるだけ早い時期から対処できるといいですね。

 

症状11. 腰が痛い

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妊娠初期症状として、腰痛が現れる人もいます。この腰痛も、ホルモンが主な原因です。

妊娠すると、骨盤や靭帯を緩める作用がある「リラキシン」というホルモンが分泌されます。出産時の赤ちゃんは2500~3500gほどの大きさになりますが、通常であれば、そんなに大きい赤ちゃんが狭い骨盤を通り抜けられるわけがありません。骨盤を何とか通り抜けられるように、リラキシンが分泌され骨盤や靭帯の関節を緩めているのです。

リラキシンによって靭帯が緩んでしまうと、関節の動く範囲が広くなり、腰を支えている筋肉への負担が大きくなってしまい、腰痛を引き起こします。妊娠前から腰痛持ちだった人は、妊娠によって悪化することも。

さらに、妊娠週数が進んでお腹が大きくなると、普段の姿勢が変わってきます。その姿勢の変化も、腰痛の原因に。特に、妊娠後期は痛みが悪化しやすいので、注意が必要です。

 

症状12. 頭痛が現れる

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頭痛も妊娠初期症状のひとつ。そして、これも、プロゲステロンが引き起こしている可能性があります。プロゲステロンには血管拡張作用があり、こめかみあたりがズキズキと痛む「偏頭痛」を引き起こします。

ただし、頭痛の症状や現れる時期には個人差があり、生理前に頭痛が起きる人も多いため、頭痛だけで妊娠初期症状かどうかを見極めるのは困難です。

 

症状13.基礎体温が高い

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排卵日以降は、基礎体温が高い「高温期」が続きます。プロゲステロンは体温を上げる作用があり、排卵日以降はプロゲステロンの分泌量が増えるため、基礎体温が高くなります。

そして、妊娠しないとプロゲステロンの分泌量が減って、基礎体温が下がり、生理が来ます。逆にいうと、妊娠するとプロゲステロンが多く分泌されたままなので、基礎体温が高い状態が続くのです。

つまり、生理予定日が近づいても高温期が続いていれば、妊娠している可能性が高いといえます。高温期が3週間以上続いた場合は妊娠しているのかもしれません。

基礎体温が高いことで、頭がぼうっとしたり、寒気を感じて風邪の初期症状が出たりすることもありますが、これらも妊娠初期症状の可能性があります。

 

症状14. 基礎体温が下がる

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先ほど「高温期が3週間以上続いたら、妊娠している可能性がある」と言いましたが、高温期が生理予定日の数日前くらいに、一時的に低下をしてすぐに元に戻った場合、妊娠している可能性があります。

基礎体温の一時的な低下は「インプランテーションディップ」と呼ばれ、妊娠初期症状のひとつとして考えられています。「インプランテーション=着床」、「ディップ=低下」で、その名の通り、着床時に基礎体温が下がることを意味していますが、なぜ着床によって基礎体温が下がるのかは医学的に証明されていません。

また、妊娠している全員に起きるわけでもなく、インプランテーションディップが起きずに妊娠している人もいます。あくまで参考程度に考えて、他の症状と合わせて見分けるようにしましょう。

 

症状15. 眠い

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妊娠初期症状のひとつに、「眠気がひどくなる」というものがあります。「眠りつわり」とも呼ばれ、この眠気もつわりの一種と考えられることがあります。何をしていても、どれだけ眠っても眠いという症状です。

家事をしていても、仕事をしていても、常にあくびが出てしまい、横になりたくなってしまいます。吐き気がするのもつらい症状ですが、どれだけ眠っても眠い、というのも、思っている以上につらい症状です。

 

症状16. 嗅覚・味覚が変化する

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普段好んで使っていたフレグランスやアロマテラピーで、急に気持ち悪さを感じて吐き気を催すことがあります。よく知られているのは「お米が炊けるにおい」ですが、妊娠すると、好きだったにおいで急に吐き気がすることがあるのです。実際に吐き気だけでなく、嘔吐してしまうことも。

また、味覚が変わって、食べ物の好みが変わるという人も多くいます。妊娠前までは大好きだった紅茶をまずく感じたり、それまではほとんど食べたことがないジャンクフードが突然好きになったり。「妊娠して、なぜかフライドポテトを無性に食べたくなった」、という先輩ママの話を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

これらの症状は一時的なもので、かつ妊娠中に好みのにおいや食べ物が変化することも多いようです。早い人で妊娠4週~6週目頃から変化しはじめ、安定期に入ったころに落ち着く人もいますが、なかには出産まで続いたという人も。

嗅覚の変化に対応するには、そのにおいをできるだけ避けるか、部屋のにおいを好きなもので満たしたり、好きなにおいのついたマスクをつけたりすること。また、妊娠中は食べ物に気をつかうので、味覚の変化には困ってしまいますが、つわりで気持ち悪いときは「食べられるものを、食べられるときに、食べられるだけ」が基本です。

 

症状17. ニキビや吹き出物など肌荒れが起きる

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ニキビや吹き出物などの肌荒れが起きるのも、妊娠初期症状のひとつ。ホルモンバランスの乱れが主な原因ですが、妊娠中は胎児に優先的に栄養が送られることも関係しています。

肌がカサカサになる、ニキビが増える、痒みが現れるなど、症状には個人差がありますが、総じて肌が敏感になりやすいので、石鹸や化粧品を刺激の弱い「敏感肌用」に変えましょう。

また、肌の代謝を良くするために、ビタミンやミネラルを意識的に摂取できるといいですね。妊娠初期はつわりで食事のバランスを考えるのが難しいため、少なくとも水分だけは多めに摂るようにしましょう。

 

症状18. 情緒不安定になる

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ホルモンバランスの変化によって自律神経が乱れると、精神面にも影響が出ることがあります。

特に、妊娠がわかった後は、出産や産後の生活の不安や、それを理解してくれない旦那への不満が重なり、情緒不安定になりがち。妊娠初期症状として、妊娠がわかる前に、なんだか落ち着かなかったり、涙もろくなったりすることも。

「マタニティブルー」という言葉が有名ですが、妊娠によってホルモンバランスが乱れると、妊娠期間を通じて情緒不安定な状態が続きます。

 

症状19. イライラする

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情緒不安定と近い症状ですが、妊娠中はやたらとイライラすることが増えます。精神面で不安定になっていることによって引き起こされますが、特に旦那へのイライラが起きやすく、その状態を放っておくと、夫婦仲の悪化につながってしまうことも。

妊娠初期だけでなく、妊娠中はずっと、そして産後もイライラが続く場合が多いので、できるだけストレスを溜めないこと、そしてホルモンが原因だと割り切って考えることが大切です。

 

妊娠初期症状がない人もいるの?

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実は、妊娠初期症状がない人もいるため、「体に何も変化がなかったら、妊娠していないんだ」と思ってしまうのは早とちりかもしれませんよ。精神面でも、身体面でも、何も変わっていなかったのに、生理が来なくて妊娠検査薬を試してみたら、妊娠していた、なんていうことも。

ただし、妊娠検査薬の前に見分ける方法がひとつあります。それは、「高温期が続いているかどうか」です。体にほてるような暑さを感じていなくても、妊娠していれば、高温期が続いています。逆に、生理が近づいていれば、基礎体温は下がます。

もしかしたら風邪で熱が出ているだけの可能性もありますが、基礎体温を測ってグラフにしていれば、妊娠しているかどうかに気づくことができるかもしれませんね。

 

妊娠初期症状が出たら、注意したいことは?

注意

妊娠すると、特に食事の内容には注意が必要です。まず、禁煙・禁酒を始めましょう。妊活中の女性はタバコをやめていることが多いのですが、飲酒だけは続けているという人も。ただし、飲酒と喫煙によって流産のリスクが高まるほか、胎児の健康にも悪影響が出る恐れがあるため、妊娠がわかったらすぐに禁煙・禁酒をはじめてくださいね。

カフェインは毎日過剰摂取をしてしまうと胎児に影響を及ぼす恐れがありますが、1日コーヒー1杯程度であれば心配はありません。過度に気にしすぎないことも大切です。

また、薬にも注意が必要です。月経前症候群の女性は、普段から市販の鎮痛剤を服用している人も多くいますが、妊娠中は控えるように注意書きがされている薬も多くあります。自己判断で市販薬を飲むのはやめて、体調不良があれば、必ず病院を受診しましょう。

症状によっては医師が薬を処方してくれることもありますが、妊娠中はあまり処方されません。ただの風邪の場合、食事と睡眠に注意するよう指導されるだけのことも。妊娠すると免疫力が低下するため、病気にかかりやすくなりますが、できるだけ予防に努めましょう。うがいと手洗い、そして人が多い場所へ行くときはマスクの着用を忘れずに。

そして、激しい運動を控えることも大切です。つわりで気持ち悪いと、「体調が良いときは運動をしてリフレッシュしよう」と思う人もいます。ただし、安定期に入るまでは医師からもあまり運動はしないように勧められます。ストレッチや短めのウォーキング程度にとどめておきましょう。

残念ながら、全妊娠の約15%が流産になってしまいます。そして、その約9割が妊娠初期に起こります。しかし、妊娠初期の流産は、ほとんどが染色体異常などの胎児側の原因で起こるため、どれだけ生活に気を配っていても、防ぐことができないのです。もし流産になってしまったとしても、自分を責めないでください。

 

妊娠初期症状を見極めよう

チェック ポイント

妊娠初期症状には個人差があるので、妊娠検査薬で陽性反応が出るまでは「妊娠しているかも」と考える程度にしてくださいね。妊娠検査薬が使えるのは、生理予定日の1週間後以降です。

妊娠検査薬を正しく使った場合、その精度は99%以上だとメーカーは発表しています。「落ち着いたら、産婦人科に行って見てもらおう」と思うかもしれませんが、子宮外妊娠の可能性もあるため、「生理予定日の1週間後以降」に妊娠検査薬が陽性になった場合は、早めに産婦人科を受診してください。産婦人科では「胎嚢」、そして「心拍」の確認を行い、それらが確認できた時点で正式に「妊娠が無事に進んでいる」と判断されます。

また、妊娠中は気をつけるべきことがたくさんあるため、神経質になってしまうかもしれません。禁煙・禁酒・自己判断で薬を飲まないこと、の3つは最低限守ってもらいたいことではありますが、食事についても、葉酸や鉄分、カルシウム不足にならないように、栄養バランスに気を配っていきましょう。

「気を配るように、ストレスも溜めないように」といわれると、「妊娠って大変だなぁ」と思いますよね。確かに妊娠生活は気をつかう場面も多くありますが、それでも、お腹に命が宿っているのだと考えると、喜ばしいことであり、神秘的なことでもあります。

素晴らしい出産を迎えることができるように、充実したマタニティライフを過ごせるといいですね。